カテゴリー: 2010年 1ページ/2ページ

アルルの小さな広場の一本の木。葉の裏が真っ白で小さな実が付いています。木の名前を“ティエル”と教わりました。幹に付けられたカトラリーボックスから描き始め、なかなか暮れない長い午後を楽しみました。ティエルは「リンデン」「菩提樹」と分かりました。

ティエルのカフェ アルル

アルルの小さな広場の一本の木。葉の裏が真っ白で小さな実が…

強烈な風ミストラルが止んだら、今度はいきなり真夏の日差し。暑い暑い。6月の午後は外を歩く人もまばら。白い石の街を歩き回って喉がからから。小さなピンクの花に心が和む。

ゼラニウムの咲く街角 アルル

強烈な風ミストラルが止んだら、今度はいきなり真夏の日差し…

アルル。古代ローマ時代の円形競技場の前の広場。強烈な日差し。白い紙の反射に目がくらむ。上を向くと真っ青な空。ローヌ川から吹き付ける強烈な風ミストラル。私も陽と風に晒されて真っ白になりたい。

昼下がりのカフェ アルル

アルル。古代ローマ時代の円形競技場の前の広場。強烈な日差…

アルルの水曜日の朝市。町の外壁に沿ってずらりとテントが並びプラタナスの巨木の下は、買い物の人でごった返している。驚くほど沢山の種類のトマト、野性味のある果物、不揃いな野菜。隣のワイン屋さんに椅子を勧められ、ワインの味見をしながらスケッチ。

プラタナスのマルシェ アルル

アルルの水曜日の朝市。町の外壁に沿ってずらりとテントが並…

素敵なマダムが店番をしているアルル・ヴォルテール通りの帽子屋さん。葡萄の蔓が二階の窓まで絡みつき風に煽られてきらめいている。3階の小窓が僅かに開いた。古い時代の石造りの建物に人の暮らしの気配がした。

ジョリーシャポー アルル

素敵なマダムが店番をしているアルル・ヴォルテール通りの帽…

アルルで路地歩き。アパートの中庭に迷い込んだら駐車場。朱橙色のノウゼンカズラが満開。とても静かな午後。

赤い花の咲く家 アルル

アルルで路地歩き。アパートの中庭に迷い込んだら駐車場。朱…

強烈な風ミストラルが吹き付けプラタナスの葉が吹き寄せられる。ヴォルテール広場の店は一斉に窓を閉めパラソルを畳んだ。黄色いカフェの常連らしい初老の男性は、風を気にする様子もなくコーヒーを飲み、道行く人を眺めていた。

黄色いカフェ アルル

強烈な風ミストラルが吹き付けプラタナスの葉が吹き寄せられ…

白い石の山全体がひとつの要塞だったというレ・ボーの町。町に入ってまもなく分かれ道がある。山に登る左の道。谷を見下ろす右の道。鉄の柵が「さあどっち?」と詰め寄る。どちらにも行ってみたい。今は決めたくない。立ち止まりもせず行く人々を見送り、全紙を広げる。

白い坂道 レ・ボー・ド・プロバンス

白い石の山全体がひとつの要塞だったというレ・ボーの町。町…

南仏アルル。ほんの少し街を離れると石の道が土の道に変わった。何もないので引き返そうとして、虫の羽音に気付く。葦の葉擦れの音とラベンダーの香りにほっとしてスケッチを始める。ゴッホもここを歩いただろうか。

草の小径 アルル

南仏アルル。ほんの少し街を離れると石の道が土の道に変わっ…

桜の頃。久しぶりにカナルカフェのデッキに下りてみる。風が吹いて花びらを空高く巻き上げ、空一面が桜色になった。なつかしさで胸がいっぱいになる。また桜の頃ここに来られるだろうか。 CANAL CAFE

桜のデッキ カナルカフェ

桜の頃。久しぶりにカナルカフェのデッキに下りてみる。風が…

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